活動日記

2022/02/22

介護職の処遇改善

義母(96)は“介護施設ゆうゆう”さんでのシュートステイが終わり今日帰宅します。オミクロン株による感染者が多い中、受け入れていただき介護職員の皆様に心からに感謝しています。ところで、厚生労働省は昨年7月に、2040年度に介護職員が約280万人必要となり、現状と比較し約69万人が不足するとの推計を発表しました。埼玉県でも2040年度の介護職員の必要数約14万人に対し、約4万6千人が不足すると見込まれています。

そこで、介護職の処遇改善策として国は介護職の給与を9,000円アップすることを決め、県ではロボットやICT導入による職場環境改善策などを進めています。

しかし、これらは、介護職の短期の定着率の向上に寄与するもので、中長期で介護職員の確保・定着率向上を考えた場合、介護職員の社会的評価を上げない限り慢性的な人材不足は解消しないばかりか、介護現場の人員不足は更に深刻になる恐れがあります。

また、現場の声も「介護職の社会的 評価を上げてほしい」というものです。24日(木)の県議会代表質問では、この点について大野知事と直接議論をして知事に考えを伺う予定です。

2月21日(月)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は4,601人(20日:6,070人)です。ようやく5,000人以下の感染者数となりましたが、まだ油断はできません。 ところで、秩父市内の「秩父病院」が3回目のワクチン接種は、接種前に比べて抗体価が25倍に増加したとの研究結果を発表しました。3回目の接種の効果が裏付けられたといえます。しかし、3回接種したからと言って“絶対に感染しない”というものではありません。私たちは、基本的な感染防止策を取って緊張感をもって生活をしていく事が大事です。

*2月21日の新規感染者数 ①白岡市:88人 ②宮代町:32人 ③蓮田市:127人 ④久喜市:161人 ⑤伊奈町:73人

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