活動日記

2023/09/06

停電時のスマホの充電

埼玉県の危機管理防災センターは、災害時に県民の命と財産を守る為に大野知事が先頭に立ち活動する指揮通信機能の中枢施設です。日頃は、防災計画の見直しや防災訓練をして24時間365日災害に備えています。県議会議員の時は、訓練などの様子を見るために何度も訪問していましたが、昨日は災害担当職員と久しぶりに意見交換を行いました。

大規模災害時に避難民が一番必要とするのはスマホ・携帯電話の充電です。特に、停電時は避難している人たちが家族との連絡を取る手段としてスマホは欠かせません。しかし、これまでも避難所ではスマホの充電をするために長蛇の列が出来ているのが常でした。特に、長時間の停電時は、非常用電源が備えてあってもそれは照明や空調の為で、スマホの充電をするまでの容量がないのが実態です。毎年各地で発生している地震や豪雨災害。その時重要な通信手段は、ほとんどの人が“スマホ”です。しかし、大きな災害の際には停電となり、各避難所ではスマホの充電の為に発電機の前に行列が出来ています。特に、首長や自治体職員、特に防災担当者がスマホが使えなければ情報の伝達もできません。

そこで、昨日は日本で初めて開発された、スマートフォン専用のボックスタイプの常時充電蓄電器を紹介し、担当者と意見交換を行いアドバイスも頂きました。この蓄電器(BPS)は、通常は施錠されていますが停電と同時に開錠され、備え付けのケーブルでスマホ(Iphone、android)の充電が同時に98台もできるものです。また、ランタンや照明も装備されていてそこからもスマホの充電ができます。

現在、東京都内の区役所や避難施設などに設置が始まったところです。私は県議時代から一貫して危機管理の提案をしてきました。正にこれは「充電難民を救う」という事で、私の活動にピッタリです。今回、埼玉県の危機管理担当者から頂いたアドバイスを基に、埼玉県内の避難施設などに設置して頂くために自治体の防災担当者へ積極的に情報を提供していきたいと考えています。

*資料の必要な方は、岡重夫事務所までFAX(0480-93-5671)かメール(okashige0130@gmail.com)でご連絡ください。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ