今回の自民党国会議員の“裏金問題”は、政治資金法違反（収入の不記載）だけでなく、収入を隠したわけで正に“脱税”です。更に、安倍派では直近５年間で５億円にも上るという莫大な裏金の額にも驚かされます。

昨日は、岸田首相が安倍派の閣僚４人を入れ替えた人事を行った際、 「調整力、実行力、さらには答弁力等を備えた、即戦力を選ばなければならない、こうした考えに基づいて人事を行いました」と語りました。そして 閣僚から安倍派の議員を一掃したわけですが、そのことについては、「個別の政策集団がどうのこうのということではなく、一人一人の意向や事情を踏まえて判断をした」と述べています。

私は、これまでの岸田首相の記者会見を見て感じるのは“言葉の遊び”をして実態が伴っていないと感じています。「適材適所」、「火の玉になって」、「即戦力」など顔を紅潮させ強調していますが、岸田さんはこの裏金問題の深刻さを考え、政治の停滞を防ぐために自民党を解党するくらいの覚悟で退陣すべきだと考えます。国民は怒っています！！