活動日記

2023/10/05

国際的詐欺

今年は、国際電話を利用した特殊詐欺が急増しているとの報道。一番多いのは「+1」から始まるアメリカやカナダ、「+44」のイギリス、次いで「+60」のマレーシアだそうです。この背景には、これまで多かった「050」から始まるIP電話による犯行の取り締まりが厳しくなった事があるようです。これらからかかってきた電話や「非通知」にも注意が必要で、電話に出ない事が犯罪防止に繋がります。

実は私も被害に遭いそうになりました。以前自宅のパソコンのインターネット上に「あなたのパソコンはウイルスに感染している恐れがあります」と表示された為に、急いで示された電話番号に携帯から電話したところ、外国人が流ちょうな日本語で私のパソコンを遠隔操作してあたかもウイルスの感染があるような説明を行いました。そして、その会社(個人)?が、定期的にパソコンをチエックするので、カードで年会費6万円/年を払うよう要請されました。それまでは相手を信じて操作をしていましたが、お金の話題が出たので、ハタと、もしかして詐欺では?と思い「コンピューターに詳しい友人に相談してから電話する」と言って電話を切ったところ、その後何度も携帯に「非通知」で電話がかかってきました。一切電話に出ませんでしたので、その内先方はあきらめたようです。明らかに詐欺でした!

詐欺グループは手を変え品を変えて、人をだまします。警察も様々な方法で特殊詐欺に注意するよう呼び掛けています。また、詐欺グループは、国際的な組織になっていますので警察庁が海外の警察と連携して鋭意摘発に取り組んでいます。しかし、高齢者はスマホや携帯電話の操作に不慣れな人が多いので、登録してない電話には一切出ない、という約束をしておくことが大事です。携帯電話が発達して便利になる一方で、特殊詐欺に利用されるケースが増えていますので、詐欺集団に騙されないよう自分で自分を守る知恵を身に付ける必要があります。

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