活動日記

2023/10/04

鈴木氏のロシア訪問

 鈴木宗男参議院議員(維新の会)が、国会のルールを無視して党に届け出をしないでロシアを訪問したとの報道に、“またもや親ロシアの鈴木宗男氏の、独断の行動が国益を損ねた!”という思いです。今回の鈴木氏のロシア訪問の報道は、ロシア側が「ルデンコ外務次官が、日本の鈴木宗男参議院議員と会談した」と発表した事で明らかになったのです。ロシア側は、ロシアのウクライナ侵攻を正当化している親ロシア派代表ともいえる鈴木氏を「日露関係の発展に寄与した」と持ち上げて、世界に対し“日本を含む先進諸国は決して一枚岩ではない。日本も揺れている”というPRにしようと利用しているのは明らかです。

私は、どのような状況でも国同士の対話の窓口を持つ事は大事だと考えますが、現在ロシアのウクライナ侵攻に対して対ロ制裁を行い抗議している中で、親ロシアの鈴木氏がどのような内容の会談をしたのか?疑問です。当然「ロシアはウクライナ侵攻を早く停止すべき」などの発言は期待できません。むしろ、これまでの鈴木氏の国会などでの言動を見るに、ロシアのウクライナ侵攻を正当化した可能性が高いと見ています。もし、そのような発言があれば明らかに国益を損じます。いずれにしても、鈴木氏は維新の会の副代表という党を代表する立場でロシア訪問を行いロシアの外務次官と会談したわけですから、鈴木氏個人ではなく維新の会が公式の記者会見を開いて説明を行うべきです。

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