活動日記

2020/11/06

大切な下水道事業

現代社会のとって下水道の整備は大変重要な事業です。下水道が整備されないと、生活排水の垂れ流しにより生活環境が悪化し、河川などの水質が悪化します。また、各家庭や事業場等の排水が公共下水道に接続されないと、たとえ公共下水道が整備されても十分な整備効果が発揮されず、水域の水質も悪くなります。このため、下水道法では、排水区域内の土地所有者等に対して、その土地の下水を公共下水道に流入させるための排水設備を設置する事を義務付けています。そこで、埼玉県では下水道の未整備地域の早期解消や、川の再生事業と連携した効果的な下水道整備を進めているのです。私もこの事業は大切なので県議会で定期的に取り上げてその整備を進めています。ところで、現在下水道の普及率は全国平均は78.8%ですが、埼玉県の平均は80.8%と全国平均(平成29年度)をわずかに上回っています。しかし、白岡市は68.4%と県平均を大幅に下回り、県内61市町村の中で35位と遅れています。下水道事業は、整備を進める一方で、老朽化した管路などの交換もしないといけませんので、多くの時間と費用がかかります。しかし、環境改善面でも計画的に進めて県の平均位にはなって欲しいですね。

白岡市周辺の市町では宮代町:73.0%(28位)、蓮田市:72.8%(29位)、久喜市:68.9%(32位)となっています。

さて、米国の大統領選挙はバイデン候補が優勢で推薦人の過半数の270人に近づいています。しかし、トランプ候補は一方的に勝利宣言を行い、一部の州では裁判所に開票を止める訴えを起こし混乱が生じています。また、共和党支持者の一部がトランプ氏劣勢の報道に”暴動”を起こす動きも出ているようです。選挙結果次第では、米国内の治安が悪化する恐れがあり当分目が離せません。

ところで、新型コロナウイルス感染症ですが、11月5日(木)の1日の県内の感染者合計は32人ですが、毎日の様に高齢者が亡くなっています。昨日も、朝霞市内でクラスターが発生した高齢者施設の80歳代の女性がお亡くなりになり、県内の死亡者の合計が111人となっています。亡くなられた方々のご家族の無念さはいかばかりかと察します。最近、高齢者の死亡が多くなっていますので、特に高齢者の感染防止に気を配る事が大切です。

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