活動日記

2022/03/02

大学生の苦悩

県議会では一般質問が行われ会派の並木正年議員が登壇し、県有財産の活用の仕方や災害時の帰宅困難者の対策など的確な質問を行いました。また、会派会議では「引きこもり対策」について議論が行われ、当事者を支援をしている現場を視察することになりました。対策をより具体的にするために現場の生の話を聞くことが大事です。

さて、新型コロナが長引き様々なところに影響が出ていますが、大学を中退、休校した学生が増加している事も大きな問題です。希望した大学に合格してもほとんどキャンパスに行けない、友人もできないなど学生の悩みは大きくなっています。文科省の調査では、昨年4月から12月までの間で全国で新型コロナの影響で中退した学生は前年に比べ1.4倍増加し、休学した学生は1.3倍といわれています。中退した理由で一番多いのは「学習意欲低下や学生生活の不適応」との事。大学に合格して親元を離れ、アパートなどで一人暮らしを始めてもアルバイトもなく、生活費に困り、食べる物を切り詰めているのが現実です。加えてオンライン授業の増加で、学生同士の交流や教授と関わる機会が減っている事が大きく影響していると思われます。日本の未来を担う大学生の学習意欲が低下していることは大きな問題です。高校生の学習意欲にも影響が出ている事が考えられますので、議会でも取り上げていきます。

3月1日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は4,213人(28日:4,213人)です。現在政府は、埼玉県を含む首都圏の“まん延防止等重点措置”期間を2週間程度延長することを検討していますが、4日(金)に決定するようです。3回目のワクチン接種が思うように進んでいませんので、できる限り早く接種して欲しいと思っています。

*3月1日の新規感染者数 ①白岡市:0人 ②宮代町:0人 ③蓮田市:2人 ④久喜市:5人 ⑤伊奈町:0人

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