活動日記

2024/01/17

大臣が視察でノーマスク

 能登半島地震の被災地視察で岸田首相に同行した松村祥史防災担当相が、避難所でノーマスクだったことが指摘されました。そこで、大臣「少し配慮不足だった。関係者や被災者に心配や不安を与えてしまったかもしれない」と釈明しました。

これに対し、SNSでは賛否両論が出て話題になっています。「マスク着用は個人の自由」、「謝罪する必要がない」という意見や、一報では「避難所では、新型コロナウイルスやインフルエンザにかかっている被災者もいるので、マスク着用は当然」、「マスクをして感染防止をしている被災者に対する配慮が足りない」などという意見もあります。

しかし、ここで考えて欲しいのは、避難所では感染症の蔓延が起きつつも医療体制が再構築できていない状況です。公人として防災大臣が視察するのであれば「マスク着用は、被災者に対する最低限の配慮」だと考えるのが当然です。

避難所で寒い中、新型コロナやインフルエンザに感染しないようマスクをして不自由な生活をしている被災者の事を考えれば、「マスク着用は個人の自由」などという意見が出てこないと思います。私としては、SNSでこのような投稿が出ること自体理解できません。

被災者に対する義援金や支援品の支援も大事ですが、精神的な支援も必要です。特に、被災地を視察する議員などの公人は、“思いやりの心”をもって被災者を支援して欲しいと考えます。 

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