活動日記

2024/02/21

大阪万博に1千万円の予算計上

石川県が、来年度の予算案で「大阪・関西万博」関連事業費として1000万円を計上しているとの報道に驚きました。

予算案の全体は1兆1101億円で、そのうち地震被害の復旧関連予算が7718億円を計上していますので、災害の復旧復興に重点が置かれている事は理解できます。しかし、「大阪・関西万博を見据えた国際文化交流の推進」の予算として1000万円が計上されている事に違和感があります。そして、その事業内容は、石川県の文化団体を韓国に派遣する事です。これには、多くの県民から怒りの声が寄せられているとの事ですが、当然の事でしょう。

また、記者の馳知事への「維新に気を使っているのでは?」との質問に対し、馳知事は「私は大阪維新の顧問です。馬場(伸幸)代表、松井(一郎)さん、吉村(洋文・大阪府)知事、また橋下(徹)さんとも古い友人です」と答えたとの事ですが、県民としては「県民の大事な税金をそのような理由で大阪万博に使われるのか?」という思いだと思います。

馳知事は、能登半島の被災者の苦しい現状を身近に見て、被災者の生の声を聞いているわけですから、大阪万博には予算を計上しないで被災地の復旧・復興に振り向けるべきだと思います。そして、馳知事は、吉村知事や維新の会に「大阪・関西万博の中止と能登半島被災地への協力」を訴えるべきです。それが、石川県知事としてのあるべき姿勢です。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ