活動日記

2020/06/22

学校休校の影響

昨日(21日)の県内の新規感染者は7名で、感染者合計数は1,038名(県発表)です。
総感染者1038名の内、入院者(療養者含む)が32名(20日比+7名)、退院・療養終了者は941名(20日比0名)、死者65名(20日比0名)です。また、入院されている方32名の中で重症者は3名(20日比0名)、中・軽症者は29名(20日比+7名)です。
最近、県内の新規感染者が10名以下と少数で推移していますが、東京都の感染者は毎日30名以上が判明し、その90%が20代~30代と若い世代が感染していますので、今後県外への移動も自由になり感染拡大が心配されます。

ところで、学校が6月1日から再開されて、朝夕子ども達の
元気な姿が見れるようになり良かったのですが、一つ問題が出てきました。
それは、貧困家庭の子どもの栄養不足問題です。
これまでも事務所などで来客者に「子どもの7人に1人が貧困で苦しんでいます」と話しをすると、「いまどき信じられない」と言われます。しかし、子どもの貧困問題は深刻で、県内ではフードパントリーなどの活動を通してひとり親世帯などで生活に困っている家庭を支援しています。そして、県も貧困の連鎖をなくす為に、学習支援など努力をしています。
これまで、新型コロナウイルス感染拡大により、この3ヶ月間学校が休校で子ども達の在宅時間が多いので”食費がかさむ”という報道がされてきました。
しかし、一方では、生活に困っている1人親家庭の一部の子どもが、1日1食しか食べられない時もあり体重が減っているという事がわかりました。また、親も食費を節約する為に1日1食で我慢している家庭がある事も分かりました。
これは、大変深刻な問題です!

これまで学校給食で栄養を補っていた子供たちが、家で十分な食事が出来ない事をものがたっています。このコロナの影響で、家庭の経済力が子どもの教育面だけでなく身体的面まで大きく影響を及ぼしている実態が改めて表れてきたのです。
やはり、フードパントリーなどを通して食料品の提供を行う事は大切です。この六月議会では、この生活困窮者の支援も取り上げていきます。

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