活動日記

2020/06/23

特別定額給付金

昨日(22日)の県内の新規感染者は4名で、感染者合計数は1,042名(県発表)です。
総感染者1042名の内、入院者(療養者含む)が36名(21日比+4名)、退院・療養終了者は941名(21日比0名)、死者65名(21日比0名)です。また、入院されている方36名の中で重症者は3名(21日比0名)、中・軽症者は33名(21日比+4名)です。
新規感染者の4名は、1名が川口市のトルコ国籍の20代の男性、2名が越谷市の30代の男性と、その父親の70代の男性、そして1名は川越市の70代の女性です。コロナウイルスは市中にまだありますので、見えないウイルスとの戦いはなお続きます。

さて、1人一律10万円が支給されている「特別定額給付金」ですが、現在一部の国民を除き申請した多くの国民に支給されています。そして、その支給条件が今年の4月27日時点で、自治体の住民基本台帳に登録されている事となっています。
ところが、路上生活者やネットカフェで暮らしていて登録が無かったり、登録上の住所を離れている人は必要な申請書がもらう事が出来ません。
最近、首相が「すべての国民に支給する」と言った事で、このような人にも支給すべき!と主張し、そのような人たちへ支給されていない事が行政上の不備の様に捉える人がいるようです。しかし、それはどうなのかな?と私は思います。
限られた財政の中で、しかも皆さんの納めた税金を支給するのに”支給条件”は必要です。ましてや、各自治体が路上生活者やネットカフェ生活者の人数を把握しているのか疑問ですし、それは理想論の様に思います。
そして、もし支給するとなると“住民基本台帳”にない人に支給することになり、職員の負担は計り知れなくなります。
私は、「住所の無い人にも支給を」という考えに関しては同意できません。むしろ、住所を登録して“生活保護”を受ける選択肢もありますので、特別定額給付金とは切り離して考えるべきだと思っています。

さて、今日の県議会は私たちの会派の「柿沼貴志議員:行田市、1期」が登壇します。“信念の男:柿沼議員”の質問に期待しています!

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