活動日記

2024/01/08

安倍派・池田議員逮捕

昨日の「安倍派の池田佳隆衆議院議員が逮捕!」のニュースに少し安心しました。というのも、年末のテレビで、政治ジャーナリストの田崎史郎氏が「政治家の逮捕はない」、「裏金にした金額が少ない議員まで逮捕したら、安倍派の90人が殆どいなくなり、困ってしまう!」と自信たっぷりの発言をしていました。それに対し、私は「一体何を根拠に言っているのか?安倍派の議員が居なくても国民は一切困らない」「法律違反をしたら、誰であれ逮捕されるべきだ」と思っていただけに、この報道に少しホッとしました。

しかし、昨日の記者会見で岸田首相は「池田議員の逮捕は誠に遺憾だ。重く受け止めている」との軽いコメントを出し、私は「トカゲのシッポ切りで終わらなければ良いが?」と疑問を持ちました。それというのも、これまで国会議員の収賄事件や買収事件などを見ていると、自民党は逮捕された議員を一時的に党を除名させたり役職を解任させて、ほとぼりが冷めたら元に戻す、更には、事件にかかわったと思われる派閥のトップや組織の責任者などの逮捕・起訴には至らないというのが何時もの事件の結末です。

今回の一連の裏金問題は、主権者である国民に対する“背信行為”で重大事件です。逮捕された議員は即刻議員辞職すべきですし、検察は金額の多少にかかわらず全員を逮捕・起訴すべきです。法律違反した国会議員を一掃する事が、国民の政治への信頼を回復する最も近道です。

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