活動日記

2023/09/20

安芸高田市議会のネット中継

今地方議会も全国的に“住民への開かれた議会”を目指して、議会での一般質問などをインターネットやケーブルテレビで放映する自治体が増えています。ところが、広島県安芸高田市議会では、最大会派で一般質問のトップバッター山本数博議員が、「自分の過去の一般質問がユーチューブで放映され誹謗中傷されたので、身の安全を考えて一般質問を取りやめる」と質問直前に突然宣言したのです。これに対し、石丸市長は「議会で居眠りをする、一般質問しない議員など市民の代表としての職務を果たしていない」と議会に対する怒りの発言もあり、現在全国的に話題をよんでいます。

私も、市民の代表の市議会議員が年4回しかない一般質問で市民の声を執行部に届けないのは、議員としての職務放棄だと考えます。当然、どのような場合でも個人に対する誹謗・中傷は絶対にあってはなりませんが、ネットなどで誹謗・中傷を受けたからと言って質問直前に、大事な一般質問そのものを止めてしまうという事に納得がいきません。ネットでの誹謗・中傷の問題は、議会議長が個別に対応すべき問題で、議長は一般質問の取り下げを認めるべきではありません。山本議員は、もう一度市民を代表する議員としての職責と義務について考えるべきです。

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