活動日記

2021/12/22

宮代・進修館でのシンポジウム

“NPO法人都市づくりNPOさいたま”が実施している県内の公共建築物選定調査事業で、宮代町の”進修館”が「訪ねたい・使い続けたい建築」の一つに選ばれました。そこで、昨日は進修館で、その選定調査の結果が日本工業大学の田中研究室から発表され、その後シンポジウムが行われました。昭和55年(1980年)建設された進修館は、当時像設計集団が「色々な人々の活動や風景の中心となっていく場所」をコンセプトに設計された、円と直線を組み合わせた独得の建物です。既に41年が経過していますが、その建物が有名になっているばかりでなく、名前のとおり町民が親しく活用したり、町外からの訪問客が年々増えているのが特徴です。平成21年には、彩の国景観賞も受賞しています。現在も「進修館ファンクラブ」が中心となり、盛り上げています。昨日のシンポジウムでは、宮代町在住の東京大学助教、日本工業大学の准教授、NPO法人MCAサポートセンター長、そしてみやしろ市民ガイドクラブメンバーの皆さんが、それぞれの立場で進修館を如何に盛り上げていくか、という前向きの意見がたくさん出されました。この様な、シンポジウムは地元白岡市でも参考にできるものだと感じました。素晴らしい会に参加でき、とても勉強になりました。

12月21日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は7人(20日:2人)でした。昨日県内で初めて”オミクロン株”の感染者が確認されました。アフリカ滞在歴のある40歳代の男性で、オミクロン株に感染した人と同じ飛行機に乗って17日に成田空港に帰国した人との事です。大野知事は「オミクロン株は感染力が非常に高いと言われていますので、しっかりと抑えるように警戒を強める」とコメントしました。県内には濃厚接種者が他にもいますので、新たな感染者が出る事が心配です。WHOはオミクロン株を「懸念される変異株」として警戒を呼び掛けています。日本政府は、今後国内で感染が拡大し、デルタ株に置き換わる事を前提に医療体制の準備などを行うことが重要です。

*オミクロン株:変異株の名前をつける際、24文字あるギリシャ文字で順番に表して15番目の”O(オミクロン)”からとっています。日本政府は、来年1月末まで海外からの入国を全面禁止していますが、海外の日本人駐在員や出張者は例外としています政府は、水際対策をさらに強化すると共に、濃厚接触者は14日間の施設隔離を徹底する事を改めて表明しました。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ