活動日記

2020/06/29

専門家会議廃止

昨日(26日)の県内の新規感染者は16名で感染者合計数は1,090名(県発表)となり、昨日の11名に続き確実に増え続けていますので更なる注意が必要です。
そして、総感染者1090名の内、入院者(療養者含む)が75名(25日比+13名)、退院・療養終了者は950名(25日比+3名)、死者65名(25日比0名)です。 また、宿泊療養者は9名、自宅療養者が1名と増えています。そして、16名の内11名が20才~30才代の若者です。一方、東京都の感染者54名内の40名(74%)が20才~30才代の若者です。連日の二桁の新規感染者と若者の感染者が増えている事に感染拡大の不安を感じます。

さて、昨日は一般社団法人「白岡市シルバー人材センター」の定期総会が開催されました。出席者は、依田理事長をはじめ役員の一部と、会員数名だけでの総会でした。シルバー人材センターの役割は大きく埼玉県ではその活動を応援しています。特に、白岡市シルバー人材センターは、役員を始め会員の皆さんが高齢化社会の中で日常必要とされる仕事を誇りと責任感を持って頑張って行っています。昨日の総会では時間の関係上「来賓挨拶」をした後に県議会に向かいましたが、これからもさらに地域から信頼されるセンターになると期待しています。

ところで、政府がこれまで新型コロナ感染症対策で意見を聞いていた「専門家会議」を、西村大臣が突然廃止する事を決めたとのニュースに驚きました。また、尾身副座長が記者の取材に「知りませんでした」と発言にもビックリしました。これまで、政府のコロナ対策の方針や政策決定に助言をしていた「専門家会議」が、尾身さんも知らないうちに決定され記者発表されるという事に驚きと怒りが込上げてきました。
尾身さんが、テレビで専門家の立場から意見を述べてくれ私たちも勉強になる事も多くありました。また、安倍首相の記者会見でも専門家会議を代表して説明したこともありました。しかし、一方では当初の段階で東京五輪の開催を優先するあまり、政府の意向を踏まえて「検査数を少なく抑えているのでは?」との批判もあったのも事実です。しかし、意義ある専門家会議だったと思います。
それにもかかわらず、政府が関係者に事前の連絡もなく、一方的に廃止するとは理解できません。このような事をしては、今後専門家の会議に参加する人が政府との信頼関係が無くなると懸念します。
組織で働いた経験も無く、人の痛みを解ろうとしない人、そして他人を思いやる気持ちの無い人が政治家になるとこのような事をするのでしょうか? 残念です!

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