活動日記

2020/07/10

市中感染

7月8日の県内の新規感染者は48名も判明し、合計の感染者数は1,330名となり一挙に増えました。また、重症が1名増えて4名となり死者は67名です。
昨日は、心配していたことが現実化しました。
夜の繁華街の若い人たちの感染者(クラスター)が、年齢層の高い人たちに広がってきたことです。現在、接客を伴う飲食店の感染者から市中に広がっていますので、店の名前を公開して利用者にPCR検査を受けるように呼びかけていますが、なかなか名乗り出ていないのが現状のようです。また、感染者の出た店の中には店の名前の公表を拒否する店主が多いのですが、一方では店主が自らツイッターで“感染者が出た事により休業する”と書き込んでいるところもあります。
さいたま市では、大宮区の約100店舗の従業員全員のPCR検査を実施する事にしましたが、問題は利用客の検査が十分できない点です。まだまだ感染が広がる恐れがあり油断はできません。

ところで、昨日大野知事が県の「対策本部会議」を開き、県民に対して感染防止の呼びかけを行いました。
・夜の繁華街では、感染症対策が十分行われて
 いない店の利用は避ける
・3密は避ける
・大人数での会食を避ける
等などです。
また、東京都は「不要不急の東京からの移動は控えて欲しい」と発表し、近隣の県でも「東京への不要不急の移動は控えて欲しい」と連携を取っていますが、政府は、むしろ人の移動を制限しないというコメントを出して都県と足並みが揃っていません。
この背景に“Go Toキャンペーン”を推進したい思惑があるのではないかと思います。しかしこの新型コロナウイルスの感染状況や、各地の豪雨被害を考えたらGoToキャンペーンどころではなく、むしろその予算1.7兆円を医療や介護従事者の支援(給付金)に向けるべきだと思います。

各自で、感染防止に為に最新の注意をしていきましょう!

  • Facebookページへ
  • Twitterへ