活動日記

2021/09/02

感染が地方に拡大

一昨日から新型コロナの新規感染者数が東京都や首都圏では若干減少傾向にありますが、地方では感染者数が確実に増えています。特に、大坂府・宮城県・新潟県では連日過去最多を記録しています。やはり、東京五輪や夏休み、お盆休みの人流の多さが影響していると思われます。更には、感染力の強いデルタ株が地方にまで広がっている状況が見て取れます。厚労省では「ほぼすべての地域でこれまでに体験したことのない感染拡大が継続し、医療提供体制も災害時の状況に近い局面だ」とコメントしています。また、自宅療養者が増加している自治体もあり、地方でも医療体制の逼迫度が増している事が分かります。菅首相は党役員人事の変更や内閣改造よりもコロナ対策、医療体制の整備などに集中して欲しいものです。国民の生命を守るのは首相の大きな責務です。

9月1日(水)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,202人(31日:996人)と、1,000人台に戻ってしまいました。一方、自宅療養者はー731人と減少しましたが、未だ8,540人もいますのでこの方々への医療ケアと食糧支援などが急がれます。また、昨日は、4人が亡くななっていますが、その内の60歳代男性はワクチン接種を受けていませんでした。また、未就学児の感染者も増えていますので、子どもも含めて一日も早くワクチン接種(2回)を進める事が大事です。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は603人(1日:6人)、宮代町は326人(1日:4人)でした。また、隣の蓮田市が629人(+20人)、久喜市が1,507人(+29人)という状況です。

今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!

*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。また、昨日は、国内で新たなデルタ株が発見され、その感染拡大が心配されます。

*ミュー株:昨日厚労省が、「成田空港で6月と7月に海外から帰国した2人の女性からWHOが「注目すべき変異株(ワクチン耐性を持つ)」に指定している”ミュー株”に感染していた。40歳代の女性はアラブ首長国連邦から、50歳代の女性は英国からの帰国者で二人とも無症状だった」と発表しました。発表が遅いし、飛行機に同乗した濃厚接触者の追跡が行われたのかどうかも不明です。

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