活動日記

2023/10/24

所沢市長選挙で小野塚氏が当選!

 22日(日)の埼玉県所沢市長選挙の結果は、心配で夜中まで眠れませんでした。しかし、知人で元衆院議員の小野塚勝俊氏(51)が当選したとの結果に、嬉しくて更に寝れませんでした。今回の市長選挙は、4選を目指した現職藤本正人氏(61)=自民、公明推薦に対して新人小野塚氏と杉田氏の2人が挑戦するという三つ巴の激しい選挙戦でした。マスコミは「与野党対決の選挙戦!」などと報道していますが、地方の首長選挙は政党に関係なく候補者の“政策”はもちろんですが、候補者の責任感や実行力などの人物が評価される選挙戦です。

今回の選挙戦は、自公推薦の大きな組織力を持つ現職が圧倒的に有利との評判でした。しかし、私は、知人の小野塚氏が誠実でその人柄や行動力を良く知り是非当選して欲しいと思っていましたので、所沢に住む娘や知人の自衛隊OBなどにも小野塚氏応援をお願いしました。私は、兵庫県明石市の泉房穂前市長の応援がある事そして、自民党県議団が9月の県議会に提出した虐待禁止条例改正案が委員会で可決された後に撤回された事が小野塚氏に有利に働く事で僅差で勝てる可能性がある、と予想していました。結果は、小野塚氏57,272票、藤本氏41,477票、杉田氏12,041票という大差(15,795票)で当選できました。投票率も前回に比べ7%もアップして38.8%でした。

選挙戦では、現職の藤本氏はこれまでの3期12年の実績を訴え、河野太郎を始め自民党・公明党の国会議員や県議会議員が応援に入るという何時もの選挙戦でした。一方、小野塚氏は、明石市をモデルに18歳までの医療費と小中学校の給食費の無償化を主張するとともに、市民目線の生活改善に焦点を当てた政策を泉前市長の応援演説をもらいながら訴えました。更に、子どもだけの留守番など放置を禁じた虐待禁止条例改正案については「机上の空論だ」と痛烈に批判しました。今回の所沢市長選挙を見て感じた事は、これまでの自民党・公明党推薦の候補者は政府と連携が取れるから、政府への要望が通りやすく政府からの補助金などが市に直接来るような主張では有権者(市民)をだませないという事です。市長が如何に市民の声をしっかりと聞いて問題点を把握し、それを改善して住みやすい市を市民と一緒に作っていこうという姿勢が有権者を動かすということです。今回小野塚さんに選挙戦で学ぶ事が多くあり、今後の参考にさせていただきます。

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