活動日記

2023/07/06

拉致被害者曽我ひとみさんが岸田首相と面談

北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんが岸田首相と首相官邸で面会し、拉致問題の早期解決を求める要望書を提出したとのニュース。それに対して、岸田首相は問題解決に向け「あらゆる障害を乗り越え、自ら決断をしなければならない。日朝首脳会談を早急に開催するべく、ハイレベルでの協議を行っていきたい」と決意を述べたという内容に、これまでの歴代首相と同じことの繰り返しをしているというむなしい思いがしました。

私は以前“救う会埼玉”の副会長として、北朝鮮に拉致された日本人を救出するために一生懸命街頭での署名活動や国会議員などへの陳情活動をしてきた経験があります。そして、小泉首相の時に5人が帰国できた後は、衆議院選挙の前には必ずと言っていいほど拉致被害者の横田めぐみさんのご両親が首相官邸に呼ばれて、拉致被害者の救出を訴える機会を与えてもらっていました。しかし、その後の進展は全くありません。その都度「国会議員の選挙の際の支持率向上に利用された!」という悔しい思いしたのは私だけでなく、多くの国民も同じ思いであったはずです。

今回の岸田首相の面談も、最近内閣支持率が下がってきたために拉致被害者を利用して、支持率の回復を模索したのではないかと私は考えています。          もし、岸田首相がこの拉致問題解決に本気に取り組むのであれば、もっと早く面会し被害者家族の気持ちに寄り添った対応ができたはずだと思います。拉致被害者の救出は政府の大事な仕事です。あらゆる手段を使って、一日も早く一人でも多くの日本人の救出を行って欲しいと考えます。

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