活動日記

2023/12/03

日大アメフト部廃部見送り

 先日、“日大アメフト部が廃部!83年の歴史に幕を閉じる!!”という衝撃的な報道がありました。しかし、1日開催された「日本大学理事会」では、複数の出席者から“廃部反対”の声が出て、廃部の正式決定を見送ったとの報道に、私は“今の日大の指導者には、大学を立て直す強い意志があるのか?”という疑問で一杯です。

日大アメフト部と言えば、私たちの学生時代は東の日大、西の関学(関西学院大)と言われるほど強くて有名でした。しかし、これまで先輩部員や監督などが長年苦労しながら築いてきた輝かしい歴史と伝統が、悪質タックル問題から端を発し、今回の覚醒剤事件でアメフト部の信用が失墜したばかりか、大学そのものの信用まで影響が出ています。

また、今回の事件の責任を取り、酒井学長と沢田副学長が辞任しますが、逮捕された部員が「副学長が事件をもみ消してくれると思った」という驚くべき発言をしたとの事。これを聞いて、これまでも学生の法律違反などの事件をもみ消していたのか?と考え、大学自体のコンプライアンスがなくなっているのでは?という疑問を持ちます。私は、ここはアメフト部を一旦廃部にして、“アメフト同好会”から再スタートすべきだと考えます。そのほうが、日大全体のイメージが良くなると考えます。

*コンプライアンス:法令遵守だけでなく、倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうこと

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