活動日記

2023/09/23

杉田水脈議員の人権侵犯

これまで、性暴力被害者支援事業に関して「女性はいくらでも嘘をつける」、あるいはLGBTQに関して「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり生産性がない」と暴言を繰り返し、社会的な批判を浴びてきた杉田議員(自民党衆議院議員)。今度は、アイヌ民族をSNS上で侮辱した事について、札幌法務局が「人権侵犯」と認定したとの報道に呆れました。

杉田議員のSNS投稿は、2016年に自身も参加した国連の会議の参加者について「アイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」という内容のものでした。これに対して、札幌アイヌ協会の多原良子さんが“救済”を求めていました。それに対して札幌法務局は「人権侵犯」を認めて杉田議員に対して“アイヌ文化を学び、差別的発言をしないよう啓発を行った”との事です。

しかし、私は今回の件で改めて杉田議員には国民を代表する国会議員としての資格がないと思いました。国会議員が、このような一連の問題発言をする事によって、日本が国際的な信用を失うからです。杉田議員は、問題発言をしてマスコミなどから批判されても開き直っています。やはり、有権者が選挙で厳しい判断をするしかありません。選挙では、人格が優れた人を選ぶこと。少なくとも、国民の代表として恥ずかしくない人を選ぶのは我々の義務です。しっかりとした見識を持ち、弱者に寄り添い、少数者の権利を守る考えを持つ人物を国会議員として選ばなければ、日本は世界から取り残されてしまいます。

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