活動日記

2023/11/28

林理事長の決意

 日本大学アメフト部の薬物問題の対応をめぐって、沢田康広副学長が林真理子理事長を相手取り、1000万円あまりの損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたという報道に、私はとうとうここまで来たか!林理事長には提訴に負けないで欲しい。という思いです。 提訴の理由は、林理事長が、薬物問題で沢田氏に責任を取るよう伝えた際、「警視庁による沢田氏への捜査が進んでいる」などと事実とは異なる説明をしたり、沢田氏へ合理的理由もなく理事会への出席禁止命令を出したのは、沢田氏に対する「パワハラ」にあたるとしています。

これだけを聞くと、薬物事件での大学の執行部の内輪もめのように見えますが、私は日大の田中前理事長(脱税・背任罪で逮捕)の長い独裁体制の中で培われてきた、田中派による組織の風通しの悪さや悪習が表面化したと感じています。林理事長は、これを機会に田中前理事長の残党を一掃し、新たな体制を作ろうとして頑張っているのです。

いずれにしても、これらの一連の事件で長年培ってきた日大の素晴らしい伝統が一瞬のうちに崩れ去ったのは事実です。先ずは、学長・副学長の辞任で林理事長以下新たな体制で日大が組織を改革できるかにかかっています。林理事長には沢田氏の提訴に対して正面から戦い勝利して欲しいと思います。

そして、現在日大では約74,000人の学生が学んでいます。その学生たちが、一日も早く落ち着いて勉強に専念できるようにするのが理事長を始め学長など理事会の大事な役目です。今後も注視していきます。

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