活動日記

2020/08/27

梨の蜜症その1

毎年この時期の梨農家は「幸水」に続いて「豊水」出荷で多忙な時期ですが、今年は「蜜症」という果肉に蜜が入っているような状態、あるいは透き通った状態になり梨農家が出荷を控えたりして困っています。今年は、春の低温などにより最初の「幸水」の生育が悪かったために、次の「豊水」に期待をかけていましたが残念ながら「蜜症」で外見も傷のようなものがあり味も落ちています。知り合いの梨農家を訪れて話を伺いましたが、期待の「豊水」が思うように出荷できず肩を落としていました。7月の長雨が原因のようですが、被害状況も含め詳しい事はこれからです。梨農家にとってこの時期が1年間の収入を得る大切な時期ですので、その落胆大きさは想像を超えます。今日は、県内の被害状況を把握したり対応を検討する為に農林部と打ち合わせを行います。

さて、8月26日(水)の県内の新規感染者数は54人で、現在の感染者合計は569人です。また、重症者は一昨日に比較して1人減少していますが、まだ 11人もいますので症状の急変が心配されます。そして、自宅療養者(入院調整者を含む)人が118人もいる事も家庭内感染が増える原因の一つになっていますので心配されます。昨日は、大野知事が入院や宿泊療養を拒否する感染者に「入院勧告」を行う事を検討すると発表しました。全国で初めての取り組みで良かったと思います。私は、「感染症法に基づき入院勧告をすべき」という立場でしたので1日も早く「入院勧告」を行い、家庭内感染を防ぐことが大切だと思っています。

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