活動日記

2023/10/29

池袋暴走事故

東京地裁は、2019年池袋で松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が乗用車にはねられて死亡した事故で、有罪が確定している旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三受刑者(92)に約1億4,660万円の支払いを命じました。これは、遺族の松永拓也さん(37)が、飯塚受刑者に対し1億7,000万円の損害賠償を求めていたものです。お亡くなりになられた親子は自転車で青信号の横断歩道を渡ってるところ、ブレーキとアクセルを踏み間違えた飯塚受刑者に自転車ごとはられたのです。この事故は、松永さんやお遺族の皆さんの無念さを思うと気の毒で心が痛みます。

飯塚被告は、ブレーキとアクセルを踏み違えたと認めて禁固5年の実刑判決が確定したのですが、一方で「車両に欠陥があった」と訴え、当時全く反省していない事が世論の反感を買いました。

今回、松永さんの賠償要求額がほぼ認められたことに、少しは救われたという思いです。しかし、お金で愛する家族が戻ってくるわけではなく、ご遺族の方の悲しみも癒えることはありません。事件直後は、SNSなどで松永拓也さんに対する誹謗中傷が多く投稿され、松永さんを始めご遺族の皆さんを傷つけました。今回は、そのような誹謗中傷をしないで、お二人のご冥福を祈りながらご遺族を静か温かくに見守って上げましょう!

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