活動日記

2024/04/22

海自ヘリ2機が墜落

20日(土)夜、伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が衝突し墜落した。救助した1名の死亡を確認、7人が行方不明との報道は衝撃的でした。亡くなられた隊員のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者の1日も早い救助を祈ります。

海上自衛隊も24時間365日の間、夜も休まず日本の領海を海外からの侵入者を監視しています。これまでも、宮古島周辺や、沖縄本島周辺でも中国やロシアの潜水艦が、日本の領海を侵犯する例がありました。これらの国の潜水艦は電波の届かない海中に沈み、日本の領海に侵入してきますが、その侵入者を海上自衛隊が日夜監視しているのです。

以前対潜哨戒機のパイロトだった友人から「潜水艦の位置を把握するのはとても容易ではない。クルーの個人の高度な練度とチームワークが重要だ。とにかく難度が高いからこそ日々の訓練が重要」という話しを聞いたことがあります。今回も、夜間という視界が限られる環境で、自衛隊の潜水艦の目標に3機で探知する訓練を行っていたようです。

いずれにしても、彼らの日々の厳しい訓練が戦争抑止力になっている事に誇りを持っています。7名の乗組員の早期発見と事故の調査・再発防止を行って欲しい。そして、一日も早く日本周辺の海域の監視体制が回復できる事を期待しています。

写真は、SH60対潜哨戒機

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