活動日記

2023/11/02

渋谷に来ないで!

 毎年10月31日のハロウィーンには、渋谷に多くの若者や外国人が集まり、路上飲酒や踊ったりと大騒ぎをしている報道を見る度、私は渋谷の街のイメージが悪くなると思っていました。そして、商店街の皆さんや、地元の人たちの声を聞くと当日の街は万引きやスリ、喧嘩等も多く治安が乱れ、朝になると店の前はゴミの山。大迷惑です。私は、渋谷の街は高級な店もあり、渋谷駅に降りると必ずハチ公を見るという好きな街です。しかし、最近はハロウィーンで多くの若者が集まって大騒ぎしている報道を見るたびに“綺麗な街のイメージが悪くなる”、“経済的な損失が大きいだろう”と思っていました。

案の定、ハロウィン当日は一般の人が外出を控えて店での売り上げも大幅に減少し、経済損失が大きかったようです。そこで、今年は長谷部渋谷区長が韓国・ソウルで発生した雑踏死亡事故を受けて、「ハロウィーン目的で渋谷に来ないで!」「澁谷はハロウィン会場ではありません」と何度も発言し、区が作った条例で11月1日まで路上飲酒を禁止し、ハチ公像周辺を封鎖しました。

その結果、今年の渋谷は昨年に比べ仮装した若者が少なく比較的静かな街が戻ったとの事です。私は、長谷部区長の今回の勇気ある発言に感動しました。区長は、渋谷区民が安心して暮らせる街づくりをする重要な役割があります。そこで、区民の安全で安心した生活を守る為、そして街の良いイメージを守る為に区長は、今回のような発言をしたので、私は評価しています。

もともとハロウィーンは西洋発祥のお祭りで、本来収穫を祝い、先祖の霊を迎え、悪霊を払うお祭りです。ハロウィンに仮装をするのは、先祖の霊と一緒に悪霊や魔女もやってきて、人間に災いをもたらすといわれているので、身を守るために、魔女や悪霊の格好をして仲間のふりをしていたということです。子どもたちが各家を周りお菓子をねだる。という可愛い習慣もあります。ところが日本では独自に進化して、大人が仮装したり、酒を飲んで暴れたりするものに変化してしまいました。ハロウィンの名を借りたバカ騒ぎは、大人として恥ずかしく、日本文化には馴染まないものだと思いますので、渋谷区長の英断には敬意を評します❗️

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