活動日記

2021/01/16

生活困窮者支援

昨日は、県の”生活困窮者支援”について担当部署と打ち合わせを行いました。新型コロナの感染が拡大する中、休職・失業や倒産などで生活困窮者が増えていますので、実態を正確に把握してきめ細かな支援策が必要です。そこで、先ず当面の生活資金の貸し付け制度である”緊急小口資金“と”総合支援資金“の利用状況です。令和2年3月25日~令和3年1月7日の間 ①緊急小口資金:利用件数 47276件 利用金額合計 : 86億5425万円 ②総合支援資金:利用件数 29468件 利用金額合計 : 150億6136万円 です。正直予想していたよりも利用者が多いので驚きました。この制度は、令和3年3月末までですが、新型コロナの感染拡大の様々な影響を考えると、この制度の期間の延長と、来年度予算では更に予算増額が必要だと思います。2月議会の予算審議では、この点も審議して行きます。

緊急小口資金(主に休業者向け)> ①対象者:新型コロナの影響で、休業などにより収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸し付けを必要とする世帯 ②貸付上限額:10万円以内(特に必要と認める場合は20万円以内) <総合支援資金(主に失業者向け)> ①対象者:新型コロナの影響で収入の減少や失業などにより生活に困窮し、日常生活の維持が困難な世帯 ②貸付上限額:・2人以上世帯は月20万円以内 ・単身世帯は月15万円以内 その他については、窓口である地元の社会福祉協議会にご相談ください。 

1月15日(金)の新型コロナ感染症報告:①埼玉県の新規感染者数は、489人(13日:454人) ②重症者74人(昨日:74人)③自宅療養者数4102人(昨日:3760人) ④入院患者の病床使用率68.8%:入院者数875人(昨日:68.3%) ⑤重症者病床使用率57.8%(昨日:59.7%) ⑥死者1人(合計258人)です。首都圏以外でも感染者の数が増えていますので、緊急事態宣言の範囲を広げる必要があると思います。特に、政府は対策を小出しにしないで、一気に大きな網をかぶせるべきです。感染拡大を防がなければ経済はいつまでも回りません。私は、”ウイッズコロナ“は、感染を拡大し、同時に経済を停滞させると思っています。

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