活動日記

2023/08/24

甲子園での決勝戦(2)

全国高校野球大会(甲子園大会)の決勝戦、昨年に続き優勝を目指す仙台育英高校と107年ぶりに2度目の優勝を目指す慶応高校の戦いは、1回表の慶応の先頭バッターの丸田選手のホームラン、そして育英が2点目を許した時点で試合は慶応ペースになったように思いました。育英は1回裏からこれまでのような打撃力が発揮できないし、守備でもミスも出て完全に慶応ペースで試合が進び結果は8ー2という大差で慶応高校が優勝しました。私は、正直昨年夏の大会の覇者である仙台育英高校が、持ち前の打撃力を発揮しそれに対して慶応高校が頑張って接戦になると予想していただけに今回のような試合運びになるとは予想外でした。

ところで、、慶応高校の応援団は、3塁側スタンドを埋め尽くし大声援も終始なりやまないほどの応援でした。私は、テレビ観戦しながら、今回の慶応高校の応援の仕方については多少疑問を持ちました。それは、育英高校が攻撃の際も慶応高校の応援団の応援の仕方(声援)はほぼ同じで、ストライクが入るたびそしてアウトになるたびに応援団は立ちあがり大きな声援を送っていましたが、基本的には、相手の攻撃時は座って見守るのが相手チームに対する礼儀だと思います。これは甲子園だけでなく地元チームを応援する際にも浸透している暗黙のルールです。観客と選手が一体となり試合を盛り上げ、お互いの力を出し切ってプレーできる場を作る為のマナーだと思います。今後、応援する際のルールの確認も必要だと感じました。

それにしても、試合中の慶応のメンバーのプレイを楽しむ笑顔姿と、思い通りに試合が出来ない育英高校の悔しそうな顔は対照的でした。しかし、今回育英高校は惜しくも準優勝でしたが、最後まで高校生らしい立派な試合をしてくれました。そして、チーム全員の悔し涙は良い思い出となり、これからの人生に役立ちます。また、優勝した慶応高校の選手の皆さんにとっては、大きな自信となり今後の活躍に期待したいと思います。両校とも最後まで良い試合をしてくれた事に監督や選手の皆さんに感謝します。

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