活動日記

2024/02/18

石原伸晃元幹事長の発言

元自民党幹事長の石原伸晃氏がテレビ出演し、政治資金管理法や裏金問題について話している内容を聞きながら、石原氏は国民感覚とかなりずれているという思いでいた。

それは、石原氏が 「1円の領収書を出して報告書を出す意味があるのか?1円というのは非常識で100円単位でいいのではないか」という趣旨の発言がありました。この発言を聞いて、やはり政治家には“特権意識”があり、このように非常識であれば“裏金問題”は無くならないだろうと思いました。

現在、確定申告が始まり、個人事業者などは“インボイス”で国民が細かい作業に追われています。そして、私などもすべての領収書を添付する作業をしています。石原氏を始め裏金問題の議員には、世の中のことは本当に何も見えていません。

また、政治資金は原則非課税ですが、今回のように“裏金”は議員本人の雑収入と見なされれば、所得税の課税対象になり得ります。私は、先日もブログに書きましたが、今回の裏金問題は国税庁が“追徴税”などを課すべきだと思っています。それは国税通則法で裏金(不記載)は「隠蔽・仮装」という“脱税”で、悪質行為と定義されているからです。

もし、この悪質行為が一般企業や個人であれば、本来収めるべき「納税額(追徴税)」に加え、「重加算税や延滞税」そして「罰金」を合算して納めなければなりません。例えば重加算税だけでも45%がかかります。それらを合算すれば多額の金額を納税しなければなりません。

一般の国民は真面目に確定申告をして納税をしています。そのような中、国会議員だけが“脱税行為”をしても見逃される事では、国民は納得がいきません。更に、石原氏のような納税義務を逆なでするような非常識な発言が続けば、国民の納税する意欲は薄れてしまいます。国税庁には、法に基づきキチンと仕事をしてもらいたいと、憤りを込めて抗議します。

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