活動日記

2023/12/09

職員へのハラスメント

最近、首長や議員の職員に対するパワーハラスメント(パワハラ)問題が多く取り上げられるようになりました。今、愛知県東郷町の井俣憲治 町長町の職員に対するパワハラ発言が連日報じられています。

井俣町長は打ち合わせの際に職員からの説明に納得せず、「お前は俺の言っとる意味が分かって答えとるんか」と怒鳴りながら机を2度強く蹴り上げたとの事です。

私も、自衛隊時代に上司に厳しく怒鳴られたことがあります。しかし、それはミスをしたら命を守れないという、どうしても身体で覚えなければならない状況の場合が多く、叱られても、殴られても本人の成長の為で有れば、その時は悔しいけれども、納得し、パワハラで訴えるなどとは思いもよらない事でした。最近の報道でパワハラと言われる行為は、怒鳴り続けたり叩いたりと行為で、怒る方の感情のコントロールが出来ておらず、何のために怒っているかを本人もわからなくなってしまっているケースが目立ちます。他で報道されている首長も実に感情的な叱り方をしています。それでは、怒られた方は反省もしないし、反感を持つだけで何にも改善しません。井俣町長は、町民に選ばれた代表として役所の職員の性格を見て、どのように指導をすれば町民の為に役立つ仕事が出来るのかという視点で職員を指導すればこのようは問題にはならなかったはず。 「叱る」ことは、愛情や期待に裏打ちされたものです。一方「怒る」ことは自分の感情をぶつける行為。自分の感情をコントロールできない人は町民の命と暮らしを守る立場の資格を疑われます。今後の動きに注目したいと思います。

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