自民党安倍派の宮沢博行衆院議員と言えば、、政治資金パーテイーの裏金問題で防衛副大臣を辞任した人です。その際派閥から、しゃべるなと口止めされている事を暴露し、所属する安倍派を公然と批判して注目を集めた議員です。今回は、突然「議員辞職」を提出したとの事。一体何があったのでしょうか？

宮沢議員は、記者団の取材に「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と語っていて、どうも「女性問題」が週刊誌に出る事が原因のようです。

静岡県出身の宮沢氏は「静岡県知事選挙」への影響も考えたのでしょう。

５月２６日投開票の静岡県知事選挙は、前の川勝平太 知事の突然の辞職に伴い行われる選挙です。現在前副知事の大村慎一氏（自民党推薦）と前浜松市長の鈴木康友氏（立憲・国民その他推薦）の激しい一騎打ちが予想されていますので、其れへの悪影響も考慮したのでしょう。

それにしても、宮沢議員は「このままでは国会運営に影響が出て、自民党に迷惑をかける」と言っていますが、それは違うでしょう！「私を選んでくれた有権者や国民の皆様に迷惑をかける」というべきです。宮沢議員も議員としての目線が違い、議員辞職して良かったと思っています。