活動日記

2024/03/15

責任の取り方

自民党和歌山県連が主催した「過激ダンサーショー」の問題で、企画を担当した川畑哲哉和歌山県議は責任を取って“自民党を離党”しました。しかし、それは自民党に対する責任を取っただけで、県民に対する責任は取れたのか?という思いです。

この問題は、長く政権与党として続いてきた古い体質、国民の感覚からずれた体質が表面化したもので、その一部だと思っています。最近の“裏金問題”でも、政治倫理審査会に出席した議員が「全て秘書に任せていた」「報告がなかった」等など誰が聞いても嘘とわかるような証言を平気でして国民を欺こうとする態度。また、自民党女性議員がパリに視察したという観光旅行では、観光地で楽しむ写真を平気でSNSに投稿し、視察報告書を提出していない問題など数えればきりがありません。

今回の“ダンスショー”も、これまで長年続けられてきた慣習で、初めて担当した川畑県議は、国会議員も参加するので、これまでとは違った“参加者が喜ぶ企画”をと軽く考えて行ったのだと思います。そこには、県議会議員として県民(国民)がコロナ禍や物価高で苦しむ中、このような企画は良くない!という想像もできなかったのでしょう。。正に、普段から県民の生活や思いを政治に反映してこなかった証拠だと思います。

もちろん、会に呼ばれてその場を盛り上げたダンサーの皆さんには全く責任はありません。

しかし、参加した議員は全員が国民(県民・市民・町民)から選ばれているのですから、まず企画した川畑県議は“議員辞職”で県民に対する責任を取り、参加した議員全員はショーを止められなかった責任を取り、国民に対して謝罪すべきです。責任の取り方は、その人の生き方です。

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