江東区長選挙で当選した木村やよい区長は、選挙期間中に陣営が投票を呼びかけるインターネットの有料広告を出したとして公選法違反の疑いで刑事告発され辞職しました。同時にそれを勧めた柿沢未途衆議院議員が法務副大臣を辞職しました。しかし、事件はそれにとどまらず柿沢議員が江東区議会議員に現金をばらまいたとして「買収事件」へと発展しそうです。先日も私はブログにこの件を投稿しましたが、柿沢議員は子供の頃からおぼっちゃまで育った典型的な二世議員です。

柿沢議員は“渡した現金は陣中見舞い”と話して“買収”を否定しています。しかし現金を受け取った区議会議員や、受け取りを拒否した議員の話を聞く限り、“買収”と疑われても仕方ありません。柿沢議員は、先ずは議員を辞職し、国民そして区民に対し“現金の目的”を正直に説明すべきです。国民や区民の多くは、柿沢議員の行動・言動をしっかりと見ています。

ところで、最近は口利き疑惑など政治不信につながる案件が後を絶ちません。これでは、国民の政治離れは進む一方です。議員は自らの役割や責任を襟を正して考え直し、有権者も選挙を棄権することなく大事な一票を投じて欲しいと改めて感じました。