活動日記

2021/05/14

選択的夫婦別姓

これまで国会でも「選択的夫婦別姓」について議論が長く行われていましたが、自民党内にも反対派が多く結論が出ていません。昨日は、別姓を推進する団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の井田事務局長他4名の方が会派へ陳情に来られました。現在の法律では「夫婦が婚姻前に決めた夫又は妻の氏を称する事とする」とされていて、夫婦の別姓は出来ません。その為に、例えば旧姓を名乗りたい妻が、旧姓を通称で使用して夫婦別姓と同じ状況にしています。そこで、別姓を推進し、法の改正を求める人たちは「夫又は妻のどちらかの姓を名乗れないのは、姓を選択する権利を侵害する」と主張しています。

しかし、選択的夫婦別姓にした場合の課題もあります。

①別氏夫婦の子どもの氏はどうなるか

②別氏夫婦の子どもはいったん決めた氏を変える事が出来ないのか

③選択的夫婦別姓の導入前に結婚した夫婦は、別氏夫婦になる事が出来るのか等などの課題があります。

これまで、県民会議の会派内でも様々な議論があります。実際に旧姓に愛着がある人で、結婚に踏切れず”事実婚”を選ぶ人もいる事から、議論を深める事が大切です。昨日は「選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書を政府に提出して欲しい」という陳情でした。これを機会に、勉強会を開催して会派内の議論を深めていきます。

ところで、5月13日(木):①埼玉県の新規感染者数は、289人(12日:259人) ②重症者50人(一昨日:52人)③自宅療養者数1,089人(一昨日:999人) ④入院患者の病床使用率47.1%、入院者数737人(一昨日:47.7%) ⑤重症者病床使用率30.2%(一昨日:32.1%) ⑥死者3人(合計758人)です。昨日の新規感染者数も、200人台で高止まりのままです。また、自宅療養者数が1,000人を超えていますので家庭内感染が心配です。更に、昨日は県内で初めてワクチン接種を2回済ませた県立がんセンターの医師の感染が判明しました。もしかすると、“変異株”はワクチンを接種しても安心できないウイルスかも知れません。しかし、頼りはワクチン接種ですので、一日も早く終わらせることが重要です。皆さんで①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて、ステイホームで過ごしましょう!

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