活動日記

2024/01/26

静岡県知事とは?

能登半島地震の被災者の皆さんは、今でも寒さの中不自由な生活を強いられ、一方では救援隊の皆さんは、安否不明の人達の捜索活動を行っています。そのような中、静岡県の川勝知事が、能登半島地震の被災地支援を話し合う中部地方9県1市の首長会議を欠席した事が話題になっています。川勝知事と副知事は、静岡新聞社主催の「新年会」に出席し、会議には代理の静岡県危機管理監が出席していたとの事です。

この報道に、私は川勝知事には「危機管理能力」が全く欠けているという思いでした。そして、知事を支える副知事や側近の幹部職員も同じく危機管理能力が欠けています。静岡県といえば専門家が近いうちに「南海トラフ地震」が起きるであろう警鐘を鳴らしていて、内閣府は約32万人もの死者が出ると推定しています。そして、静岡県は、一番の被害がでると見られているのです。

そのような状況を考えれば、今回の能登半島地震の被災者支援の会議には自ら参加し、現在の被災地や被災者の状況を把握し、県として如何に支援していくべきかを考えて県の職員に指示をすべきです。また、南海トラフ地震の備えるべきです。

知事の会議欠席に批判の声が出ていますが、知事自身は「支援に支障はなく問題だと思わない」とコメントしていますが、県民の生命と財産を守る立場にある県のトップである知事のコメントとは思えません。やはり、自治体のトップである首長には「危機管理能力」は必須であると改めて感じました。

*中部地方9県1市:静岡、石川、福井、富山、新潟、長野、愛知、岐阜、三重の9県と名古屋市

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