活動日記

2020/08/19

GDP戦後最悪

8月18日(火)の県内の新規感染者数は24人と一昨日(35人)に比べると減少しました。 このまま減少すれば良いのですが、土曜日の検査数が224人、日曜日が118人と少ない中での結果なので油断できません。因みに、17日(月)の検査数が1,649人、18日(火)が3,000人と土日に比べて多いので、その結果感染者数が増える心配があります。さて、昨日は、県立精神医療センター(伊奈町)の30歳代の男性看護師の陽性が判明しました。この男性は、宮代町で家族と居住し最初に同居している兄が感染し続いて父親が感染しました。そして、18日に本人の感染が判明し、今後は母親の感染が心配されます。尚、本人は兄が感染してから自宅待機して病院勤務をしていませんの、院内感染の可能性はないと見られています。最近県内でも家庭内感染が増えていますので注意が必要です!

さて、内閣府が発表した今年4月~6月のGDP(国内総生産)は前年比7.8%減で、今後1年間の年率換算での予想は27.8%減という結果で戦後最大の落ち込みです。これは、2009年のリーマンショック以上の落ち込みですので、新型コロナウイルスが国内経済に与えた影響が如何に大きいか分かります。因みに、英国は59.8%減、仏国は44.8%減、米国は32.9%減と米国や欧州でも相当な落ち込みです。欧州各国でのロックダウンで日本の自動車や自動車部品の輸出激減や渡航制限などが大きく影響していますが、日本国内では4月~5月に緊急事態宣言を出して外出や営業を自粛したことも個人消費面で大きな影響が出ています。 しかし、現在も感染者数が増える中で、旅行や買い物も控えられ飲食業やアパレル関連や宿泊業関係の経営が更に厳しくなり、倒産や廃業が増え同時に失業者が急増する事が予想されます。やはり、経済活動も大切ですが、先ずは感染者を抑え込み国民が安心して外出や買い物などができる環境を作る事を最優先に考えるべきです。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ