活動日記

2022/01/11

埼玉県5ヶ年計画

「2040年問題」   2040年には、埼玉県も高齢者人口がピークを迎え、現役世代1人が高齢者1人を支える”肩車社会“となり、一方では少子化が進み15歳から64歳までの生産人口年齢は、2000年の501万人が、2040年には約380万人まで減少すると見込んでいます。この超少子高齢化社会が県内の経済や雇用、治安、更には医療や介護など様々な分野に影響を及ぼす事になり、県は「2040年問題」としてとらえ、この5ヶ年計画で中長期のビジョンで対策を行っていきます。昨日までの3日間は、この計画を細部にわたり勉強をし、医療・介護そして商工会の関係者方々とも意見交換を行いました。特に、高齢者対策は、社会保障全体に影響し財政負担も大きくなります。私はこの2040年問題の中で、高齢者対策が一番重要な課題だと捉えています。誰もが迎える人生の晩年を安心して過ごす為にはそれぞれが健康を保つことと、2040年問題を県民全体が自分のこととして問題意識を持ち、一緒になって社会を支え合う事が大事です。さて、今日から2月定例会の準備に入りますが、併せてオミクロン株の感染拡大に対応する医療体制の整備やワクチン接種の準備状況などを確認し、白岡市・宮代町とも情報の共有などを行いながら県との連携を強めていきます。

1月10日(月:成人の日)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は292人(9日:401人)と、3日間200人以上の新規感染者が出ています。また、その内の約8割がオミクロン株感染者と言いますから、かなり市中感染が広がっています。また、20歳代の感染者が27人もいて若い人の方の感染が多いのも特徴の一つです。さて、昨日から市立中学校の入学試験が始まり、今日から学校は3学期が始まります。特に、受験生にとっては大事な時期となりますので、先ずは個人ごとの感染防止に万全を期して欲しいと思います。そして、学校側も手洗いや消毒そして3密の防止等の感染防止策を徹底して子ども達を感染から守ってほしいと思います。引き続き、感染状況や対策等に関する国や県の情報をいち早く収集し、このコーナーで正しく伝えていきます。

*オミクロン株:変異株の名前をつける際、24文字あるギリシャ文字で順番に表して15番目の”O(オミクロン)”からとっています。11月30日に国内で初めて発見されてから感染が全国に急速に広がっています。政府は、認証店よりも非認証店への協力金が高い現制度の見直しをする事を決定しました。沖縄県などでは、認証店が認定を取り下げる動きが出ている事への対応です。

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