活動日記

2021/05/06

子どもの日

大型連休の最終日は「子どもの日」でした。日の出も雲に隠れて天気は曇りから雨の一日でした。しかし、高速道路の上りが各地で渋滞が起き、羽田空港でも家族連れで混雑したようです。その様な中、札幌市内では東京五輪のマラソン競技のテスト大会が開催されました。北海道では、感染が拡大して医療が逼迫する状況で“まん延防止等重点措置”の発出を政府に要請する状況でした。また、札幌市民マラソン大会が、感染拡大で中止になり学校の運動会なども軒並み中止になっているところで、オリンピックに向けたマラソン大会だけが開催され、多くの観戦者が出ていた事に市民から怒りの声が上がっていました。政府は、どうしても“東京五輪の開催を強行したい”という意思の表れですね。橋本聖子会長の「感染防止に万全を期して、安全で安心な大会としたい」との表明が空虚な感じでした。

さて、東京と大阪に大規模ワクチン接種会場を設置して自衛隊に毎日1万人に接種する、と先日菅首相が発表しました。自衛隊では、連日全国の医官や看護官の名簿作成や体制作りを一生懸命実施しています。全国の自衛隊の医官と看護官はそれぞれ約1000人いますが、コロナ患者を受け入れている自衛隊病院もあり、隊員の入院患者も多くいます。その様なかでどのくらいの医官が接種任務に就くことが出来るか検討していると思います。その様な中、昨日河野大臣が「1万人接種できるかどうか自衛隊次第だ」とテレビで発言していましたが、無責任な発言に非常に腹が立ちました。政府は、1万人接種について“必要性と可能性”を検討しないで、必要性のみで自衛隊に命令したという事も分かりました。河野大臣の発言は「ワクチンを配分するので、後は自衛隊が1日1万人接種しろ。出来なければ自衛隊の責任だ!」と言っているようなものです。現場では、医療関係者の確保の他に、接種案内状の送付、予約、会場誘導係り、更には副反応時の対応等など準備が沢山あります。因みに、岸防衛大臣は「困難」と言っています。今は、自衛隊にはなんとか任務が達成できるように祈るのみです。

さて、5月5日(水):①埼玉県の新規感染者数は、165人(4日:185人) ②重症者35人(一昨日:40人)③自宅療養者数764人(一昨日:876人) ④入院患者の病床使用率445.5%、入院者数702人(一昨日:44.3%) ⑤重症者病床使用率22.0%(一昨日:25.8%) ⑥死者0人(合計746人)です。まん延防止等重点措置が11日に終わりますが、新規感染者数は高止まりのままです。東京都は緊急事態宣言が延長される見込みで、埼玉県ではまん延防止等重点措置の延長や緊急事態宣言の発出が予想されます。今日も皆さんで①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて、ステイホームで過ごしましょう!

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