活動日記

2021/03/26

浦和競馬組合議会開催

あまり一般には知られていませんが「浦和競馬」は、埼玉県とさいたま市が運営する公営の競馬場です。私は、子どもの頃に父親が会社がうまくいている時には、時々父と競輪場に一緒に行った記憶があります。しかし、母親は将来子ども達がギャンブルに染まらないようにと思ったのか、日頃から私たち兄弟3人には「お前たちは、競輪競馬などのギャンブルには性格が向いていないからね!」と口癖のように言っていました。その為に、私たちは競輪競馬になどギャンブルには一切興味を示して来ませんでした。更に、昔転勤で競馬場のある街に住んでいた事があり、競馬場の周りにはタバコを吸いながら競馬新聞を読んでいる人たちが、多くたむろしている暗いイメージでした。しかし、今回組合議員になって競馬場を視察したり、売り上げの一部が社会貢献の為に使われている事、更には騎手の礼儀正しい姿や競馬場では多くの人が様々な部署で働き競技を支えている事などを学んで競馬に対するイメージが変わりました。特に、最近では競馬場に若者が集える明るい環境に変わり、観覧席には若いカップルが多い事、更には競馬場の植栽も明るいイメージになっている事に驚きました。また、最近は”ネット“での売り上げが伸びていて、場外売り場に並んで馬券を買う時代とは大きく変わって来ています。昨日の議会で、競馬場をワクチン接種の会場として、一部施設を貸し出す事が決まりこれも社会貢献の一つで良かったと持っています。

ところで、昨日の議会ではこのコロナ禍でも昨年度の売り上げも順調に伸び、約620億円もの売り上げがあったとの報告がありました。更に令和3年度の予算は+5.6%増の651億円を計上し、景気が悪いと言いながらギャンブル熱は衰えない事に驚きました。そこで、私はこれから景気が落ち込み、競馬組合の売り上げが落ちる事が予想されますので、それに備えた基金をしっかりと蓄えておくことが必要だとの意見を述べました。今回で最後の競馬組合の議会となりましたが、良い経験をさせて頂きました。

3月25日(木):①埼玉県の新規感染者数は、113人(24日:121人) ②重症者43人(昨日:46人)③自宅療養者数267人(昨日:251人) ④入院患者の病床使用率34.1%、入院者数504人(昨日:35.5%) ⑤重症者病床使用率28.7%(昨日:30.9%) ⑥死者0人(合計691人)です。死者がゼロの日が続いている事は良い事ですが、新規感染者数は100人台から減少していません。また、クラスター(感染者集団)が関東工業自動車学校(鴻巣市)ではこれまでに147人の感染者が出ています。更に心配されるのは20歳代の若者の感染者が増えている事です。まだまだ油断はできません。

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